途上国で働く コンフロントワールド代表原さんに聞く
こんばんは。じんです。
今日は、日本とアフリカで活動する国際協NGOであるコンフロントワールドの代表の原さんのイベントに参加してきたので、その内容や考えたことをまとめてみます。
コンフロントワールドとは、「不条理の無い世界の実現=生活と権利が保証され、誰もが自分で未来を決められる社会の実現」を目的に、日本・アフリカで活動する国際協力NGOです。「現場で起きている不条理をなくす」「不条理を産み出す社会構造を変える」の2つをミッションに、学生と社会人がそれぞれの立場から、ひとり一人の関心、強み、専門分野を活かした活動を行っています。
代表の原さんが、この団体を設立した経緯や設立の元になった原体験や今の活動を踏まえた上で、
- 国際協力に携わりたい学生は、何をすべきか
- 自分の道しるべになるものは、何か
などについて語っていただきました。
イベントの内容に移る前に、原さんの説明をしますね。
原 貫太 (はら かんた)
1994年神奈川県生まれ。早稲田大学4年生。
2014年学生団体NGOバングラデシュ国際協力隊を創設、代表としてストリートチルドレン問題に取り組む。交換留学生として、カリフォルニア州立大学チコ校にて国際関係論を専攻。帰国後、赤十字国際委員会駐日事務所でインターン。また、認定NPO法人テラ・ルネッサンスでもインターン生として活動し、ウガンダ北部で元子ども兵士社会復帰支援や南スーダン難民調査などにも従事。著書に、『世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た「本当の」国際支援』がある。
以前別のイベントで原さんとお会いした際に、アフリカでの国際協力活動だけでなく
新卒で自身の理念に基づいて民間の国際協力セクターを選んだ原さんの生き方にも興味が湧き今日は参加してみました。
現在、ご自身で国際協力に携わる団体を運営している原さんですが
国際協力のきっかけとなった出来事は大学1年生で参加したスタディーツアーだったそうです。そもそも、スタディーツアーに参加したのも
・英語を話す機会を求めて
・就活の話題作り
・新しい環境に行きたかった
そんな思いから参加したようです!
スタディーツアーの内容も、特に変わったものではなく充実したものだったそうです…
が!!!!帰りのバスの車内で、原さんは人生を変える光景を目の当たりにします。バスの中から外を見ると、裸ん坊の赤ちゃんを抱えた少女が物乞いをしていました。この光景をみた原さんは「自分が支援してきた子達よりはるかに困っている娘がいるなんて…」と世界の不条理を感じたそうです。
そこから、原さんの活動が始まっていきました。
人はこんな偶然のきっかけで、人生が変わっていくものなんですね。
このちょっとしたきっかけで活動の幅を広げていく原さんからは強い想いが感じ取れます。
この強い思い=原動力が、人生の軸になるビジョンを考える上で大切だと原さんはお話しされていました。原さんの原動力は、怒り・悔しさ・不甲斐なさ などの想いから生まれるそうです。また原さんは、終始ビジョンを持つことの大切さついてお話しされてました。ビジョンがあれば何かに迷った時にそれを根拠に選択することができる、そんな原さんのビジョンは、『不条理な世界に立ち向かう』こと。
素晴らしい!! けれども一方で少し抽象的だな なんて考えちゃいました。
けど、それはわざと余白を残しているらしいです。あえてガチガチに考えない!
その都度、考え目の前の一歩一歩を進んでいくことも大切だとのこと。
納得です。
進路や学生時代に何をすれば良いのか悩んでいる学生は、時間がある学生の内に自分のビジョンについて考えてみてはどうでしょうか?
せっかくなので自分も少し考えてみました、自分の軸となるものは何かと・・・・・。
残念ながら、決まりませんでした (ToT)
でも、原さんも3年間活動してきて最近確固たるものになったそうです。
なので私も、しっかりこの学生時代の中で考えていきます。
確固たるものになったら、この場を借りてシェアしたいと思います!
とても面白い講演会だったので、第2回を楽しみにしてます。
今回書き切れてない部分もあるので、後日<途上国で働くコンフロントワールド代表原さんに聞く 続編>を公開しますのでそちらもよろしくお願いします。
では、また
じん @自宅